神戸新聞杯は父仔制覇が多いレースだ。近10年に限っても実に8頭が該当。そこで今年の登録馬のうち、父仔制覇がかかる馬を紹介したい。 今年の登録馬で該当するのは7頭だ。中でも最有力はショウヘイ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)だ。19年勝ち馬のサートゥルナーリアの産駒。春は京都新聞杯で重賞初制覇を果たし、日本ダービーでも3着に健闘した。今回は休み明けとあって仕上がりがカギだが、そこは名門厩舎。ある程度の出来にはあるはずで、主役の座は譲れない。 もう1頭、ジョバンニ(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)も大いにチャンスがある。こちらは13年覇者のエピファネイアの産駒。ホープフルSで2着に健闘し、皐月賞トライアルの若葉Sを快勝す…