グレード制導入以降関東馬の勝利は全て藤沢厩舎 3頭の名馬を振り返る

  •  神戸新聞杯は関西馬が圧倒的に強いレースだ。84年のグレード制導入以降に限ると、関西馬が38勝に対して関東馬は3勝のみ。そして、その3勝は全て藤沢和雄元調教師が挙げたものとなる。そこで今回は東の名伯楽に導かれて神戸新聞杯を制した3頭を振り返りたい。  1頭目は02年のシンボリクリスエスだ。春は青葉賞を制したものの、日本ダービーではタニノギムレットの2着に惜敗。迎える秋は神戸新聞杯から始動した。単勝2.1倍の1番人気に支持されると、直線では皐月賞馬のノーリーズンを寄せ付けることなく、2馬身半差の完勝。ひと回り成長した姿を見せつけた。そして続く天皇賞(秋)でGI初制覇を果たすと、ジャパンCの3着を挟んで、有馬記念も勝利

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