古川奈穂が巧みなエスコートで今年のJRA9勝目

  •  10日の札幌6Rで2番人気のアスクデッドヒートをVへと導き、古川奈穂騎手(24)=栗東・矢作=が今年のJRA9勝目、同通算60勝目を挙げた。  舞台は芝2600メートル。道中は中団のインで脚をため、向正面でレースに動きがあっても慌てず騒がず。冷静に勝負どころを見極め外に持ち出すと、最後はメンバー最速の上がり3F36秒4の末脚を引き出して2馬身半突き抜けた。  奈穂は「前々で競馬ができればと思っていて、馬もスタートから反応してくれました。馬の後ろで力むところはありましたが、折り合い重視で進め、向正面で動きがあったところでも馬の力を信じてリズム良く運びました。勝負どころの反応は鈍かったですが、途

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