今夏も早速、“キング姐さん”が存在感を示した。今年最初の2歳重賞となった函館2歳S・G3(芝1200メートル、12頭立て)は、レイチェル・キング騎手とコンビを組んだ9番人気のエイシンディード(牡2歳、栗東・大久保龍志厩舎、父ファインニードル)が逃げ切り勝ち。X(旧ツイッター)では「キング姐さん」がトレンド上位に入るほど、称賛の声が上がっている。 デビューはホッカイドウ競馬のダート戦で2戦目の勝ち上がり。芝は初めてだったが、五分のスタートからすんなりハナに誘導されると、競りかけてくる馬もいないままマイペースで先頭へ。直線に向いてからも2番手につけたブラックチャリスとの差は詰まらず、2馬身差で快勝した。 …