6月29日の福島5R・2歳新馬戦(芝1800メートル、13頭立て)は、1番人気の支持を集めた2022年の皐月賞馬ジオグリフの全弟ロスパレドネス(牡2歳、美浦・木村哲也厩舎、父ドレフォン)が、最後の直線で力強く抜け出して快勝。騎乗したクリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=は約10年ぶりの福島参戦でうれしい白星となった。勝ちタイムは1分49秒5(良)。 スタートを決めると控えて中団に構えた。勝負どころでは、鞍上のアクションにしっかりと呼応しグングン進出。最後の直線では前を行く各馬を一気に飲みこむと、ノーステッキのまま2馬身差をつける完勝劇を演じた。鞍上は「スタートが良かったし、道中も我慢ができました。いい勉強になりま…