桜花賞3着リンクスティップは確かな成長を遂げている。最終追いは前走と同じく坂路単走。時計は4F55秒9-1F12秒6にとどめたが、鞍上が軽く促すとギアが切り替わり、躍動感にあふれていた。稽古をつけた新田助手は「サラッとやりました。輸送もあるのでやりすぎないように。動きは良かったです」と納得の口ぶり。「前走よりカリカリするところがなく、落ち着き出てきました。体重はそう変わらないんですが、体を大きく見せて張りがあります。成長している気がします」とうなずいた。 反撃に向けて中間は放牧を挟み、順調に乗り込んできた。1週前にM・デムーロを背にCWコース併せ馬、当週に坂路単走で仕上げるのは前走と同じ調整過程だ。新田助…