G1初制覇へ、機は熟した。「第55回高松宮記念」の追い切りが26日、東西トレセンで行われ、ナムラクレアは長谷川師を背に栗東坂路単走で弾むようなフットワーク。終始、手応えが良く、しまい鋭く伸びた。一昨年、昨年と続けて2着。今年こそ…の思いを胸に厩舎一丸で臨む。美浦Wコースではモレイラ騎乗のサトノレーヴが豪快なアクション。昨年12月の香港遠征後は英気を養い、ここ狙いの直行ローテで態勢はきっちり整った。 ナムラクレア史上最高の準備が整った。長谷川師自ら騎乗した坂路での最終追い。せかされず、優雅でマイペースの登坂に見えたが、自動計測器の表示は4F52秒8?1F11秒7の好時計。師は「前半は馬のリズムを確認しながら体の…