【追憶のスプリングS】92年ミホノブルボン ライバル置き去り!皐月賞、ダービーに王手懸けた大逃走

  •  6戦6勝の完璧な成績で第59代ダービー馬となったミホノブルボン。その輝かしいキャリアの4勝目となったのが、このスプリングSだ。  このレース、何とミホノブルボンは1番人気ではなかった。前走でG1(朝日杯3歳S=当時)を勝っていたにもかかわらず、である。  前年のラジオたんぱ杯3歳S(当時)を勝ち、共同通信杯4歳S(同)2着のノーザンコンダクトが、武豊騎手を初めて鞍上に迎えるということもあって1番人気。キャリア初の重馬場も影響したか、ミホノブルボンは2番人気に甘んじた。同馬の通算8戦で、1番人気でなかったのはこの一戦だけだ。  そんな若干の懐疑的なムードを吹き飛ばす走りをミホノブルボンは見せた。  1枠1番から互角のスタ

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