「フィリーズレビュー・G2」(8日、阪神) ようやくタイトルに手が届いた。混戦の桜花賞トライアルを制したのは3番人気のショウナンザナドゥ。中団やや後ろで脚をためると、直線は外から一気の伸び。「いい反応をしたので、直線に向いた時はまとめていけるんじゃないかなと思った」。池添の描いた通り、最速タイの末脚で突き抜け、勝負を決めた。 JRA・G1・27勝と名馬の背中を多く知る鞍上が、早くからほれ込む好素材とあって喜びもひとしお。「走りのフォーム、身のこなし。自分が乗せてもらった一流馬に通ずるものがあり楽しみにしていたけど、なかなか重賞で結果を出すことができなかった。きょう、しっかり勝ち切ることが…