24年のヴィクトリアMを制したテンハッピーローズ(牝7、栗東・高柳大輔厩舎)が5日、JRAの競走馬登録を抹消された。同馬は北海道千歳市の社台ファームで繁殖馬になる予定。JRAが7日、ホームページで発表した。 同馬は父エピファネイア、母フェータルローズ、母の父タニノギムレットの血統。20年8月にデビュー勝ちを収め、以降もコンスタントに白星を飾り、22年5月のフリーウェイSを制してOP入り。23年の朱鷺Sでひさびさの勝利を挙げたものの、続く京都牝馬Sで7着、阪神牝馬Sで6着と振るわず、ヴィクトリアMには単勝208.6倍での出走。だが、直線では鋭い切れ味を見せ、1.1/4馬身差の快勝で重賞初制覇を飾った。秋にはBCマイル(米G1)でも4着と見…