定年や勇退で4日に厩舎を解散する調教師8人が2日、各競馬場で最後の開催に臨んだ。 JRA通算重賞23勝の宗像義忠調教師(70)=美浦=の引退セレモニーは、中山5R後に開催。弟子の丸田はこぼれ落ちそうになる涙を我慢しながら「すごい長い間頑張ってこられて…。たくさん仕事をさせてもらって幸せでした」と感謝した。 親族と一緒に行った記念撮影は、なごやかなムード。宗像師は「無事に終わったのが一番。あっという間に過ごした感じですね」と振り返ると「来週の引き継ぎで馬がいなくなってから泣いちゃうかもしれないね」と最後まで笑顔だった。…