音無秀孝師「悔いない。いい調教師人生」JRA・G1通算14勝に通算996勝 大台前にラストウイーク

  •  今年は東西トレセンで8人の調教師が3月4日で引退(定年7人、勇退1人)する。ホースマン人生を振り返る連載「さらば伯楽」も最終回。音無秀孝師(70)は騎手時代にクラシック制覇、調教師に転じてからJRA・G1通算14勝を挙げた名伯楽。藤沢則雄師(70)、石毛善彦師(70)も今週がラスト。それぞれが馬を愛した人生を回想する。  調教師の熱い思いを乗せた23日のフェブラリーS。幸が懸命に手綱をしごきムチを振る。サンライズジパングは気迫の追い上げを見せたが惜しくも2着。「またいい時がある」。唇をかんだ音無師だが、三本の矢で挑んだ最後のG1。やり遂げた思いもあったはず。JRA通算996勝。1000勝の大台に4勝まで迫り、迎えたラストウイークだが

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