引退控える石毛善彦調教師が一番記憶に残るのは22年アイビスサマーダッシュ覇者「本当に性格が悪くてねえ」

  •  今週末の開催を最後に、東西8人の調教師が引退する。石毛善彦調教師(70)=美浦=が、最終週に臨む心境を語った。  22年のアイビスサマーダッシュ覇者ビリーバーを管理した石毛調教師は、95年3月の厩舎開業からちょうど30年のキャリアを「なんかあっという間にきちゃった感じだね」としみじみ振り返る。「『1頭1勝』というスローガンを掲げてやってきたけど、かなえてやれなかった馬もいる。それが心残り」と後悔を口にしながらも、「イケドラゴン(10年目黒記念2着)とか、評価の高くない馬をオープン馬にできたのは良かった」と胸を張った。  一番記憶に残っている馬を聞かれると、「やっぱりビリーバーですね。あの馬は本当に性格

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