【阪急杯】カンチェンジュンガV! 高松宮記念切符ゲットで16年父ビッグアーサーに続く“頂点”へ

  •  いざ、父が到達した頂へ――。「第69回阪急杯」が22日、京都競馬場で行われ、7番人気カンチェンジュンガが直線一気を決め、5度目の挑戦で重賞初制覇を果たした。父ビッグアーサーが16年に優勝した高松宮記念(3月30日、中京)の優先出走権を獲得した。  作戦通りの直線一気。青と黄の勝負服、桃色の帽子が馬群から大きく離れた大外を飛んできた。「凄い脚でした。気持ち良かった」。カンチェンジュンガの鞍上で極上の切れ味を堪能した幸は恍惚(こうこつ)の表情。「外に出した時に手応えがあったので、あとはどこまで伸びてくれるかと思った。馬が強かった」と新コンビのパートナーを称えた。  テン乗りの鞍上に庄野師から授けられた戦略は「

あなたにおすすめ

©NetDreamers