「京都記念・G2」(16日、京都) 7歳馬が淀で躍動した。5番人気のヨーホーレイクが3つ目の重賞タイトルをゲット。これで父ディープインパクトは16年連続の重賞勝利。屈腱炎による約2年2カ月もの長期離脱を経験した不屈の孝行息子が、偉大な父にまた一つ勲章を届けるとともに、改めて一線級のポテンシャルを証明した。 課題の折り合い面の進境がラストの末脚につながった。1000メートル通過が1分2秒9のスローペースのなか、岩田望が「馬具(ハミ)の工夫で折り合いがつき、いいポジションで競馬ができた」と語るように中団のインで脚を温存。4角で先頭集団に取り付くと、1頭分あいたスペースを突いて鋭く伸び、残り1…