「デイリー杯クイーンC・G3」(15日、東京) 牝馬クラシック戦線に、数多くの馬を輩出する超重要ステップレース。今年も素質馬がズラリと名を連ねるなか、虎視たんたんと初タイトル奪取を狙っているのがロートホルンだ。前走は10番人気ながら未勝利戦を逃げて勝利したが、そのタイムが前日の東スポ杯2歳Sを上回る1分45秒9。速力は確かなだけに、あっと驚く快走を見せても決しておかしくない。 衝撃の圧勝劇はフロックではない。昨年11月の東京未勝利戦。10番人気の低評価を覆し、6馬身差Vを飾ったロートホルンが牝馬の出世レースに駒を進めてきた。新馬戦は6着に敗れたが、3カ月ぶりの2戦目でガラリ一変。加藤征師…