今週から冬の小倉開催がスタート。開幕を飾るのは今年新設された、牝馬限定のハンデG3「第1回小倉牝馬S」(25日)。注目は3勝クラスの立場から果敢に格上挑戦するオーロラエックスだ。名門・杉山晴厩舎がその将来を嘱望する4戦3勝の4歳牝馬。飛躍の1年に向けて、“恵量”51キロも味方に初代女王の座を狙う。 わずか4戦のキャリアでも、スケールの大きさが存分に伝わってくる大器。オーロラエックスを担当する野坂助手は「この馬に関してはもっと上に行かないといけないという責任感があります。こんなところで終わらせるわけにはいかない馬だと思っています」と語る。フェブラリーSの有力馬エンペラーワケアも手がける腕利きの言葉にも、自然…