今週末の土曜日、小倉10Rの企救丘特別(4歳上・2勝クラス・ダ1700m)には、「北九州モノレール開業40周年記念」の副題が付いている。市の玄関口となる小倉駅から、競馬場前を通ってベッドタウンの企救丘(きくがおか)へ。そんな北九州モノレールは、今月9日で開業40周年の節目。運営する北九州高速鉄道株式会社に、同路線の歴史や競馬との関わりを聞いた。 日本ダービーをシリウスシンボリが制した1985年、北九州モノレールは華々しくスタートを切った。80年までは現在のモノレールに沿って、路面電車の西鉄北方線が存在。当時を知る人によれば、小倉競馬場のアクセスとしても多く利用されていたという。路面電車で競馬場といえば、函館が思い…