【地方競馬コラム】引退するスピーディキックから藤原智行師が学んだこと「馬は頭の良さが大事」

  •  浦和の天才牝馬スピーディキックの引退式が10日、浦和競馬場で最終レース終了後(午後6時30分頃)に行われる。ラストランだった昨年末の東京シンデレラマイル(大井)は3着。藤原智行師に現在の様子を聞くと「引退レースの後も異常はなく、落ち着いている。無事に競走馬生活を送れて良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。  父タイセイレジェンド、母の父はサイレントディール。決して目立つ血統ではなかったが、類いまれな瞬発力を武器に南関3歳牝馬2冠(桜花賞、東京プリンセス賞)を制するなど活躍。NARグランプリの最優秀牝馬部門を2歳から3年連続で受賞した。  長きにわたり一線級の力を維持。必然的に藤原師に取材する機会は増えた。

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