ドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)が20日、右前肢ハ行のため有馬記念・G1(12月22日、中山・芝2500メートル)の出走を取り消した。担当の前川和也助手が本紙に独占手記を寄せ、同馬との思い出、電撃引退となった今の心境、そしてファンへのメッセージをつづった。 ドウデュースは、自分一人で作った馬ではありません。生まれる前から色んな人が携わって、生まれて調教して、馬主さんが買って、最後の最後に僕のところに来る。色んな人の力があって、勝てた馬。だからこそ、ここまで元気でこられたということに、一番感謝しています。 ドウデュースを担当したのはアイビーSから。前任者がオープン馬2頭を担…