「有馬記念・G1」(22日、中山) 冷え込んだ空気が、状態を押し上げる。夏負けが尾を引き、秋盾で6着に敗れたベラジオオペラが18日、反撃モードに突入した。最終追いは栗東CWでセオ(4歳オープン)と併せ馬。6F82秒8-37秒3-11秒3としまいは鋭く動いて併入した。 「先々週、先週としっかりやっているので調整程度でしたが、想定通りにやれました。前回は覇気がなかったけど、寒くなって活気が出ている。大阪杯や宝塚記念の状態に持って来られたと思う」。追い切りの手綱を取った上村師は、状態の良さに自信をのぞかせた。 大阪杯でG1初制覇を成し遂げ、宝塚記念でも前崩れの展開を先行して3着と強い競馬。G1…