年末大一番の怖さ… 断然の1番人気が馬群に沈んだ有馬記念

  •  有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)は過去10年で1番人気が5勝、2番人気が2勝と、どちらかといえば平穏な傾向にある。一方で圧倒的1番人気馬が馬群に沈んだことも少なくない。ここではとりわけ印象的だった3レースを振り返る。  まずは01年のテイエムオペラオーだ。前年にはGI・5勝を含む8戦8勝の成績を収めた当時の最強馬。この年の秋は天皇賞(秋)、ジャパンCと連続2着。それでも多くのファンは有終の美を飾ることを信じ、単勝1.8倍の圧倒的1番人気に支持された。しかし、直線で伸び負けて、マンハッタンカフェから0秒2差の5着に敗退。GIでは初めて馬券圏外に沈むこととなった。  続いては07年のメイショウサムソンだ。テイエムオペラオーと同じ

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