【ステイヤーズS】トウカイトリックが10歳で制して干支が一周 個性派ステイヤーが戦った馬たち

  •  12年のステイヤーズSを制し、史上2頭目となる10歳馬のJRA平地重賞制覇を成し遂げたのがトウカイトリックだ。干支が1周した今年、個性派ステイヤーの軌跡を振り返る。  トウカイトリックは父エルコンドルパサー、母ズーナクア、母の父Silver Hawkの血統。2歳8月に小倉でデビュー勝ち。3歳時の神戸新聞杯でディープインパクトの7着、福島記念でグラスボンバーの2着になるなど、若い時から素質の片鱗を見せていた。ただ、本格化は古馬となってからだった。5歳時のダイヤモンドSで重賞初制覇。天皇賞(春)ではメイショウサムソンからハナ+クビ差の3着に食い込むなど、中長距離重賞では欠かせない存在となっていった。  同期のディープインパクト

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