11月20日、浦和競馬場で長距離重賞・浦和記念(JpnII、2000m)が行われる。過去10回中7回で3連単万馬券が出ており、うち4回はJRA馬3頭で決まりながらも高配当という一戦。 その要因の一つとなっているのが、南関東随一の小回りコースだろう。1周1200m、ゴールまでの直線は220mで、レースは向正面からスタートして1周半、コーナー6回のコースとなっている。 「1-2コーナーのカーブが急だな、という印象が強いです」 そう話すのは安田隆行元調教師。2018年テレ玉杯オーバルスプリントをオウケンビリーヴで2着、翌年のJBCレディスクラシックをファッショニスタで3着など調教師時代には浦和競馬場に管理馬を送り込んできた。 「位置取りによ…