「森泰斗」なくしては語れない実績と存在感 まっすぐに競馬と向き合う姿勢が忘れられない 元南関担当が見た

  •  私は18?23年まで南関東競馬の取材と予想に携わったが、けがで離脱したとき以外で『森泰斗』の名前を見ない日は、ほぼなかったと言えるほど、全力で競馬に向き合ってきたジョッキーの1人だった。  南関東の騎手はとにかく忙しい。毎週、月?金は開催というハードな日程に加えて、トップジョッキーともなれば所属する競馬場以外でも毎日のように多くのレースに騎乗する。さらに未明から朝方にかけて行う調教を手伝うことになれば、開催期間中に気を休める時間は、ほとんどないと言ってもいい。  そんななかで森騎手は、19年は年間1669回も騎乗し、360勝で地方リーディング1位。20年には387勝、21年は362勝で3年連続で地方トップに輝き

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