「マイルCS・G1」(17日、京都) G1初制覇へ、アルナシームが最終リハに臨み、栗東CWでラスト1F11秒8の切れ味を披露した。前走の富士Sでは6着に終わったが、今回の舞台となる京都はここまで全6勝をマークする右回り。勝てばグラスワンダーから続く父子4代のJRA・G1制覇も達成となるが、遅咲きの期待馬が秋の淀で偉大な血を開花させられるか。 富士S6着からの巻き返しを狙うアルナシームは栗東CWへ。初コンビを組む藤岡佑が騎乗し、向正面からスタートすると、軽快にスピードアップして全体時計は6F84秒6。ラスト1F11秒8と上々の切れ味を見せて最終追いを済ませた。 「先週とはメリハリをつけて…