混戦ムードのマイルCS。追い切りのトリを務めたのは一撃の可能性を秘めるアルナシームだ。横山典がマテンロウスカイに騎乗するため、新たにコンビを組む藤岡を背にCWコースでハツラツとした動きを見せた。6F84秒6?1F11秒8。躍動感があり、折り合いも問題なし。気性的な成長も感じられる。2週連続手綱を取ったことで鞍上も理解度を深めた。動きを確認した橋口師が満足げに切り出した。 「動きは良かったと思います。折り合いもバッチリ。(6F)84秒台の(ラスト1F)11秒台を予定していたので予定通りです。前半しっかり我慢できて、残り100メートルまで集中して走れていた」 横山典とのタッグで今夏、中京記念で待望の重賞制覇。一歩ずつ確実…