【競馬人生劇場・平松さとし】現地時間15日、バーレーンのサキール競馬場でバーレーン国際トロフィー(G2、芝2000メートル、総賞金100万米ドル=約1億4500万円)が行われる。 ここに出走するため現地入りしているのがキラーアビリティ(牡5歳)とヤマニンサンパ(牡6歳)の栗東・斉藤崇史厩舎2騎だ。2020年にはディアドラ(栗東・橋田満厩舎)が挑戦(8着)したことがあるが、同馬は当時、英国のニューマーケットをベースにしていたため、遠く日本からはるばる遠征しに行くのは今回の2頭が初めて。中東まで遠征する理由を斉藤崇調教師は次のように語った。 「キラーアビリティは今年、サウジアラビアのネオムターフC(G2)で2着したように海外での実…