【デイリー杯2歳S】ランフォーヴァウを重賞初制覇させた福永調教師の緻密な戦略

  • ◆第59回デイリー杯2歳S・G2(11月9日、京都・芝1600メートル、良)  2重賞が9日に行われ、第59回デイリー杯2歳S・G2(京都)は単勝1番人気のランフォーヴァウが重賞初Vを決めた。この日の3Rで2年連続2度目のJRA年間100勝を決めた坂井のリードで完勝。  必死に末脚を絞り出した。ランフォーヴァウが好位直後で迎えた最後の直線入り口。前が開くと、坂井は早々と手綱を動かした。そして、ラスト1ハロン手前で左ステッキ。その後は外のドラゴンブースト(2着)に詰め寄られたが、脅威を振り払うように右へ左へステッキを持ち変え、懸命に鼓舞した。最後まで勢いを失わず、半馬身差で飛び込んだゴール板。未勝利からの連勝で、重賞初タイトル

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