フレッシュな7歳馬に“実りの秋”がやってきた。「第62回アルゼンチン共和国杯」の最終追い切りが30日、東西トレセンで行われた。美浦では5カ月ぶりの実戦となるクロミナンスがWコースで躍動感あふれる走りを披露。重賞初制覇へ万全の態勢をアピールした。 重馬場も関係ない。クロミナンスが雨にぬれたウッドチップを力強く蹴り上げる。重賞初Vを目指して、最終リハはWコースで単走。パワフルな脚さばきで推進力十分のフットワークを見せた。強めに追われて6F82秒4?1F11秒6。尾関師は「この馬のリズムで運べるという意味で単走でしたが、思い通りの追い切りはできた」と納得の表情を浮かべた。 当週までしっかり負荷をかけた調整過程に充…