馬産地に立脚するホッカイドウ競馬は、残り2週で2024年シーズンが閉幕する。31日には2歳牝馬による唯一の交流重賞である報知新聞社杯エーデルワイス賞(Jpn3)、週明けの4日はJBC2歳優駿(Jpn3)が組まれている。 昨年のエーデルワイス賞は、北海道勢が1着から4着を占めた。芝スタートのダート戦が多い中央競馬において、オールダートの競馬に戸惑いを見せたり、JRAをもしのぐハイペースの短距離戦を繰り広げているホッカイドウ競馬は、2歳カテゴリーではJRA勢に対して一歩もヒケを取らない。ただ、4戦4勝のリオンダリーナがローレル賞、重賞3連勝中のゼロアワーは川崎へ移籍するなど、数少ない重賞ウィナーの出走が減った状況に加え、今年…