【菊花賞】アーバンシック 本格化 精神面でも成長 武井厩舎初G1タイトル獲得へ「万全の状態」

  •  「菊花賞・G1」(20日、京都)  ピカピカに輝く栗毛の馬体が本格化を告げている。金曜朝のアーバンシックは、美浦坂路を4F66秒2-16秒1で駆け上がった。動きを見届けた武井師は「走りの左右差もないし、硬さもない。手前もちょうどいい感じで変えていた。万全の状態で行けます」と確かな手応えを口にした。  春までは幼い面が目立っていたが、夏を越して大人の階段を上った。鞍上の意のままに立ち回ったセントライト記念のVは、まさに精神面の成長の表れだろう。指揮官は「坂路下で準備運動する時も、以前だったら周りを気にして立ち上がっていた。今回はそういうそぶりがない。はみ出すことがなく、かといって元気がないわけ

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