菜七子引退に師匠・根本師「血の通った対応を見せてほしかった」 JRAの説明に悔しさと怒り

  •  9年間、娘のように藤田と接してきた根本師。JRAの説明を経てなお、悔しさ、怒り、悲しさの感情を制御できない様子だった。ひそかに準備をしてきた結婚発表を週刊誌報道に台無しにされ、自宅まで訪れる記者におびえる愛弟子をふびんに思った。「確かに菜七子が悪い面はあった」。そう認めた上で「いい時だけ持ち上げて、こういう時は冷徹な対応で“調査をします”だけ。(JRAには)もっと血の通った対応を見せてほしかった」と語った。  16年ぶりのJRA女性騎手としてデビューした藤田。多くの厩舎が引き受けに二の足を踏む中、根本厩舎に白羽の矢が立った。「今は亡くなった妻に“男の子でも大変なのに、女の子を迎えて大丈夫?20歳になるまでは

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