藤田菜七子騎手がJRAに引退届け提出 師匠の根本調教師「大泣きしながら書いていた」

  •  藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=が、JRAに引退届けを提出したことが分かった。師匠の根本康広調教師は11日、美浦トレーニングセンターで取材に応じ、「まだ受理はされていないです。本当は菜七子と一緒に(公の場に)に出るのが本当だとは思うのですが、菜七子はそういう精神状態ではないので。お騒がせして申し訳ありません。これまで自分の娘を面倒を見る感じで、20歳になるまではどこにでもついていきました。本人はもう戻ってこないと思います。私の万年筆を貸して、厩舎で大泣きしながら引退届けを書いていたことは一生忘れないです」と明かした。  同騎手は10月10日に昨年4月頃までに、複数回にわたり、調整ルーム内に通信機器

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