「毎日王冠・G2」(6日、東京) グレード制同入後初めてG1馬不在となった伝統のG2戦。ただ、3歳優位の傾向は変わらなかった。ダービー9着から4カ月半の休養明けで挑んだ3歳馬シックスペンスが、堂々と1番人気に応えた。 前半5F59秒4のスローペースのなか、スムーズに流れに乗り、4番手から冷静にレースを運んだ。直線で追いだされると、「もうちょっと速い反応をするかと思ったけど」とルメールを若干戸惑わせたものの、エンジンが掛かってからは長く脚を使い、逃げたホウオウビスケッツをゴール前できっちりととらえた。 最終レースも制し、この日6勝と絶好調だったルメールは、スプリングSを制して以来の2戦ぶ…