園田競馬のJBC指定競走「第64回姫山菊花賞」は26日、第11Rの1700メートル戦で展開されて、川島正太郎(33=船橋)騎乗の5番人気パワーブローキング(牡5=船橋・佐藤太)が直線鋭く差し切った。同馬は重賞初勝利。2着に3番人気のミステリーボックス、3着は1番人気のキリンジが入った。 パワーブローキングが鋭脚を繰り出して突き抜けた。小回りの園田を考えれば位置取りは決していいとはいえないポジションも「前めの位置へ取りつきたかったですが、自然の流れであの位置取りになりました」と川島正。本来なら慌ててしまうところを、じっと我慢。リズム優先のリードで進めると、勝負どころの手応えはバッチリ。ゴール前の激しい攻防を、豪快に末…