「ローズS・G2」(15日、中京) 秋の大舞台を前に“進化”を問われる一戦だ。昨年のホープフルSを制し、今年の春は皐月賞、ダービー出走したレガレイラが秋は秋華賞に照準を合わせ、前哨戦のローズSに登場する。 76年ぶり3頭目の牝馬制覇を目指した皐月賞は行き脚がつかずに後方からとなり、しまいは伸びたものの6着。続くダービーは出遅れて後手に回り、上がり3F33秒2の脚を使って追い上げたが、前残りの展開で5着と掲示板を確保するのがやっとだった。太田助手は「スタートの遅れは仕方ない。ゲートを(普通に)出るにこしたことはないんだけど。でも、最後はいい脚を使っていた」と冷静に振り返る。 今度こその思…