「京成杯AH・G3」(8日、中山) 昨年の2歳女王アスコリピチェーノが貫禄の走りを見せつけた。初の古馬相手で、ハンデも55・5キロと決して楽な条件ではなかったが、外々を回る“安全運転”でライバルを一蹴。勝利後に陣営は、豪州の高額賞金レースであるゴールデンイーグル(11月2日・ローズヒルガーデンズ)への参戦意思を表明した。 格が違った。初の古馬相手、55・5キロのハンデなど何の問題もなし。昨年の2歳女王アスコリピチェーノが極上の切れ味で秋初戦を完勝した。 スタートを決めたが、他が速かったため中団後方に控える形。それでも慌てず騒がず3コーナー過ぎから徐々に進出を開始すると、直線入り口では大…