中京のサマースプリントシリーズ最終戦「第38回セントウルS」はトウシンマカオが差し切り、重賞4勝目を飾った。 計ったような大外強襲。トウシンマカオが馬場の奇麗な外から上がり3F33秒1の末脚を繰り出し、重賞4勝目のVゴールへ飛び込んだ。菅原明は「左回りの実績があまりなく半信半疑でしたけど、しっかり反応してくれた。最後はいい脚を使ってくれたので(前を)かわしてくれたらと思いました」と喜びを語った。 相棒の決め手を信じていた。鞍上は「土曜、日曜のレースを見ても前で決まっていました。外枠で厳しい競馬になると思っていたけど、大きく走らせた方がいいタイプですからね」。言葉通り末脚勝負に徹した。道中は終始、のび…