ダイワスカーレット 流麗な馬体健在 “ミス・パーフェクト”は20歳「1男10女」もうけ故郷で余生

  •  東京本社の“馬体派記者”田井秀一(31)が、かつてターフを沸かせた引退名馬の近況を取材する夏の連載企画「田井秀一の優駿を訪ねて」(全4回)。初回は昨年末に繁殖牝馬引退が発表されたダイワスカーレット(牝20、父アグネスタキオン)。生まれ故郷の社台ファーム(北海道千歳市)で余生を過ごす“ミス・パーフェクト”は今も美しかった。  広大な敷地を誇る社台ファームの一角。功労馬などが暮らす閑静な厩舎で、20歳になったダイワスカーレットが余生を送っている。現役当時と変わらぬ美しい栗毛、母スカーレットブーケ譲りの愛らしい瞳、鮮やかな流星。ひと目でそれと分かる流麗な姿は健在だ。引退まで12戦、一度も連対を外さず“ミス・パーフ

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