両腕の疲労骨折も経験「気持ちだけでやってきた」決してくじけない23歳女性騎手の不屈魂と気遣い

  •  8月7日付スポーツ報知競馬面の「夏の自由研究」女性ジョッキー編で、先月実戦復帰した古川奈穂騎手=栗東・矢作芳人厩舎=のインタビューを掲載した。今回は、そこで伝えきれなかったエピソードを交えながら、彼女の人柄を紹介したい。  古川奈騎手がルーキーイヤーから大人びた印象だったのは、いわゆる“ストレート”で競馬学校を卒業した同期より、2歳年上だったこともあるだろうか。受験は高校1年時で、在学中にはケガで留年を経験している。  “王道”でこの職業に就いたわけではない。乗馬を習っていたのは小学校高学年の約1年間のみ。東西トレセンや各競馬場などのJRAの関連施設ではなく、都内の動物園の乗馬クラブに通って

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