父に「新たな勲章」をプレゼントできるか。エピファネイア産駒のヤンキーバローズ(牡2、栗東・上村洋行厩舎)が、函館2歳ステークス(2歳・GIII・芝1200m)で重賞初制覇を狙う。 ヤンキーバローズは父エピファネイア、母キャンディバローズ、母の父ディープインパクトの血統。母は15年のファンタジーS、伯母のファインチョイスは11年の函館2歳Sの覇者だから、2歳戦に強い母系といえる。そして自身も6月23日の新馬(函館芝1200m)を、圧倒的1番人気に応えて完勝。完成度が高く、世代最初のJRA重賞となる今回も上位人気に推されることは間違いない。 今回は母系だけではなく、「種牡馬」という視点でも注目の一戦となる。エピファネイア産駒はこ…