JRA通算1051勝のうち、障害は257勝で歴代最多を誇る元祖二刀流・熊沢重文氏(56)が22日、東京競馬場へ来場。デイリースポーツのインタビューに応じた。 初対面にもかかわらず「何でも答えますよ!」とほほ笑みかけてくれる、気さくな人柄。一気に緊張が解けた。 3月から競馬担当に異動してきたばかりの記者に、障害馬の見方を伝授してくれた。二刀流のレジェンドは、血統と成績を重視。「成績の中でも、楽に先行できているかというのが大きくて。障害はどうしてもレースが落ち着くので先行有利。差してくる馬ってなかなかいないので、先行力のある馬に目をつけておくのがいい」と力説。馬体はあまり気にしないというが、…