「エプソムC・G3」(9日、東京) 次元の違う脚で堂々と抜け出した。1番人気のレーベンスティールが素晴らしい伸びで昨年のセントライト記念に続く重賞2勝目を飾った。近2走の惨敗、そして今回の斤量59キロもどこ吹く風。本来の姿を初夏の東京で取り戻した。好位のやや後ろを追走し、ルメールのGOサインに応えて矢のように伸びて、後続に2馬身差をつけた。 テン乗りで復活Vを導いた鞍上は「すごくいい競馬をしてくれた。道中は落ち着いていたし、直線で一度手前を変えてから加速してくれた。最後は楽な勝利でした」と満足そうに振り返った。自身はこれで史上5人目となるJRA重賞通算150勝を達成。「重賞は大事。うれし…