長年、多くの票数を集めながらも涙をのんでいたキングカメハメハが、176票中143票(得票率81・3%)を集め、晴れて顕彰馬に選出された。競走生活だけでなく、種牡馬として名声を高めたことが評価された。 オーナーの金子真人氏は「キングカメハメハの競走生活は短いものではありましたが、種牡馬として活躍の場を得られたことで、われわれ関係者と彼の夢は続きました。その血は絶えることなく、今もその夢をつないでくれていることが、この受賞でより感慨深いものとなりました」と喜びを語った。 現役時代に管理した松田国英元調教師は「馬主、牧場関係者に感謝します。開業獣医師、JRA獣医師、福田装蹄師、そして厩舎スタッ…