「阪神牝馬S・G2」(6日、阪神) ここでは力が違った。単勝1・7倍の1番人気マスクトディーヴァが重賞2勝目。府中決戦へ弾みをつけた。 最大の課題だったゲートをクリア。トップスタートから4番手のインで我慢すると、直線は狭い馬の間を割り、ノーステッキの完勝だ。短期免許初日に重賞Vを決めたモレイラは「前走がうまくスタートを切ることができなかったというのをポイントに。普通にいいスタートを切ることができて、いいポジションで競馬ができた」と満足げ。続けて「真っすぐ走れなかったところもあったけど、この勝ち方。非常に能力がある。素晴らしかった」とたたえた。 大出遅れで1番人気を裏切った前走を教訓に、…