上半期のダート王決定戦「帝王賞」まであと約1か月。重要なステップレースであると同時に、新装になった京都競馬場で行われる最初のダート重賞でもある。3年ぶりなので軽くおさらいを。京都競馬場のダート1900mはスタンド前からの発走で1角まで400m弱。枠順による有利不利はほとんどなく、最後の直線も約330mと短い。 京都競馬場を舞台にした過去10年(2011年から2020年)上り3ハロン最速を記録した馬は【1-5-3-3】。基本的には先行できて、長く良い脚を使えるタイプが有利にレースを運べるようだが、今年の場合は逃げ、先行馬が顔を揃えた。 ◎グロリアムンディはダイオライト記念を9馬身差で勝ち、その1戦を含めダート競馬では【5-1-0-1…