「皐月賞・G1」(16日、中山) 直線半ばで馬群からきれいに抜けて先頭へ。さあ、押し切り態勢…と思いきや、外から襲ってきた勝ち馬の切れ味に屈した。5番人気タスティエーラは1馬身1/4差の2着。松山は「あと少しでした。本当に悔しい」と唇をかんだ。 1コーナーまでの直線は馬場の真ん中を真っすぐ通った。力みかけていた序盤は馬群に寄せて行かず、なだめて好位で流れに乗せる。コーナリングで自然に馬群の外へ。外から掛かって上がっていく馬に挟まれかけてもハミを抜かず、向正面で馬の後ろに収めて壁もつくった。重馬場で1000メートル通過が58秒5の驚速ペース。前崩れの展開で唯一、初手から好位に構えて争覇圏に…