「チャンピオンズC・G1」(12月4日、中京) みやこS出走時のサンライズホープの最終リハは、ほれぼれするほど迫力満点だった。それはいつものこと…と言われればそれまでだが、際立って良く見えたあの時は「なぜこの馬がこんな成績なのか?」と、改めて自問自答したほどだ。 レースを終えて、まさかの大外一気には驚かされたが、それと同時に「もまれなければこんな競馬ができるんだ」と、新境地を開拓した5歳馬に感心させられた。 母オーパスクイーンは、羽月師が手掛けたスペシャルウィーク産駒。米国色の濃い母系の影響か、現役時代は札幌と小倉のダート1700メートルで3勝を挙げた。「かなり大柄で、ストライドも大き…