「天皇賞(秋)・G1」(30日、東京) 「国内のG1で一番適性がある」と、堀師が自信を持って送り出したダノンベルーガは3着。ダービーで1番人気に支持された素質の高さを見せたものの、栄冠には手が届かなかった。前半のハイラップにも動じず、後方から自分のリズムで追走。直線は内ラチ沿いから、上がり3F32秒8と勝ち馬に次ぐ瞬発力で前に迫った。 川田は「道中のリズムも良く、最後も素晴らしい脚を使って、改めてこの馬の能力の高さを示すことができたレースじゃないかと思います」と、たたえる。ひと夏を越し、調教で強い負荷をかけても歩様が乱れず、むしろ馬体に張りが出るほど体質は強化。「今まで乗せていただいた中…